思い出ジャンケン【その8】
2007 / 08 / 26 ( Sun )
思い出ジャンケン【その7】の続きです♪ はじめから読みたい人は【その1】からどうぞ♪
ぷらこってが、運命の「みかんシャーベット」を持って向かったのは・・・

男子に負けないくらい、一番大きな声で応援してくれてた、Yさんのところでした。

日頃、ぷらこってがトロトロしていると、いつも真っ先に

(#゚Д゚) 「もう、ぷらこってはグズだね〜!」
(#゚Д゚) 「はやくしてよ!片付けおわらんでしょ!」


とキッツーイ言葉を浴びせてくれてた、あのYさん。
でも、そんなYさんが・・・自分を応援してくれていたのが、たまらなく嬉しかったんです!

クラスいち気が強いYさんに、クラスいち気が弱いぷらこってが、おそるおそる話しかけます。

(*゚ー゚) 「あ、あのぅ・・・応援、してくれて・・・、ありがとう」
(* ゚Д゚) 「あっ、・・・いや、うん。ぷらこって、勝ててよかったじゃん」

Yさんはちょっと驚いたみたいです。まさか、自分のところに来るとは思ってもいなかったのでしょう。
クラスのみんなも、ふだんのYさん振る舞いは知っていたので、ぷらこってが彼女のところへ向かったのは、かなり意外だったようでした。

また、教室がざわつきはじめます。
みんなの注目を集める中、ぷらこっては、勇気をふりしぼって言いました。

(*゚ー゚) 「こ、これ・・・、Yさんに、あげるよ!」
(* ゚Д゚) 「えっ!? くれるの・・・私に??」
(*゚ー゚) 「うん☆」
(* ゚Д゚) 「で、でも、なんか私だけがもらっちゃうのは、悪いような・・・」

普段強気なYさんも、さすがに照れくさいみたいで、遠慮がちに答えます。それに、運命の「みかんシャーベット」を、独り占めしてしまうことに、なんとなく抵抗があるようでした。

そこで、ぷらこってはちょっと考えました。

(*゚ー゚) 「じゃあ・・・、Yさんや、Mさんや、ほかの女子たちも一緒に・・・」
(*゚ー゚) 「欲しい人みーんなで、一口ずつ、分けて食べたらどうかな?」

(* ゚Д゚) 「うん、そうしよう! ぷらこって、それ名案だよ!」

Yさんは目を輝かせて、力強く答えてくれました。
まわりの女子たちも、みんな嬉しそうにウンウンとうなずいています。

と、その時。

様子を見守っていた男子の輪の方から、手を叩く音がきこえてきました。
女子が勝ったせいか、さっきまで、ちょっと面白くなさそうな感じだった男子軍団たち。
そんな彼らからも、拍手が起こったんです!

パチパチ・・・

( ・∀・) 「ぷらこって、えれーぞー」

パチパチパチパチパチ・・・

( ゚∀゚) 「ぷらこって、見直したっ!」

バチン、バスン、バチン・・・

ひときわ力強く、スローペースで響く拍手の音も混じっています。
(きっと、先生が手を叩いている音♪)

拍手はどんどん大きくなり、男子だけじゃなくて、女子にも広がって・・・
ついには、3年2組の教室全体が、大きな大きな、拍手の嵐に包まれました。

その拍手の中心で、ぷらこっては・・・

ボッロボロに、泣きじゃくっていました。゚(つД`゚*)゚。

あとから、あとから、あふれ出てくる涙。鼻水ダーダー。
「あぅ、えぎゅ・・・、むぐにゅ、ぬにゅぃ・・・」
声にならない、へんな声も・・・

全日本「みっともない泣きっぷり」選手権があったら、ベスト4には入れるくらいの醜態www

もう嬉しいとか、感激とか、そんな言葉じゃ形容しきれない、何とも言えない想いが、
ぷらこっての心の中に、はち切れんばかりにあふれていました。


そんな素晴らしい拍手に囲まれて・・・

思い出の「ジャンケン」大会は、無事に閉幕したのです。



【おまけ1】

ちなみに、その日の給食は大幅に遅れ、もちろんぷらこっては、ダントツのピリッケツ。
みんなが片付けをほとんど終えた頃に、やっと(賞品じゃなかった方の)自分の「みかんシャーベット」を食べていました。(ほとんどとけてましたけど(T∇T)

そこへYさんがやってきて、いつもと同じ容赦ない一言!

(* ゚Д゚) 「ぷらこって、はよしぃーよ。片付けられんやろ!」
(*゚ー゚) 「う、うん・・・ごめん」

彼女はぷらこっての机に、シャーベットの容器をドン、と置くと、すぐに向こうへ行ってしまいました。

女子の希望者で一口ずつ分けて食べた、賞品のシャーベットの容器のようです。
さすがにぷらこっての分は残っていませんでしたが・・・
よく見ると、容器の底に、小さく四角に折りたたまれた紙が入っています。

(*゚ー゚) 「なんだろう、これ・・・?」

ぷらこっては、その紙をとりだしました。
算数の計算ノートを破った切れ端のようです。
そして、折りたたまれた紙を開くと・・・

「 あ り が と う 」

とだけ、綺麗な字で書いてありました。

Yさんの字なのかな?

・・・きっとそうだ!

(Yさんは習字がうまくて、書き初め大会とかはいつも金賞)

ぷらこってはまた、嬉しくて泣きそうになって・・・。
その紙は、大事にポケットに入れて、家に持って帰ったのでした。
(今でも記念にとってあって、アルバムに挟んでますよ♪)



【おまけ2】

さて、このジャンケン大会以降、ぷらこってとクラスのみんなの関係がどうなったかというと・・・

実は、たいして変わっていません。

ドラマや小説と違って、現実はそんなに甘くはなーい!
次の日以降も、ぷらこってがトロトロしているたびに、Yさんからも、Mさんからも、
男子からも、相変わらずバイオレンスな言葉をもらい続けました。

でも・・・それまでとは違うことが、たった一つだけ、あったんです。

それは、ぷらこっての心の中の変化でした。

***************************************************************************
(その2)で書いた内容。
んで、クラスメートからは
(#゚Д゚)「グズだなぁ!」(#゚Д゚)「さっさとしろよ〜!」って罵倒される毎日ですよ。
ただ、「いじめられている」っていう感じじゃ無かったのだけは救いかなァ。
小学生って、単に思ったことを口に出しているだけなんですよね〜。

***************************************************************************

実は、こんなふうに前向きに思えるようになったのは、

このジャンケン大会以降のことなんです。


それまでのぷらこっては、みんなにキツイ言葉を言われるたびに、

(つД`) 「自分は、みんなから嫌われているんだ」
(つД`) 「自分は、クラスに必要のない人間なんだ」


って思っていました。

でも、ジャンケン大会の途中、おっきな声で応援してくれたYさんや、女子のみんな・・・
さらに、最後には、あったかい拍手を送ってくれた男子のみんな・・・。

ずぅーっとずっと、ぷらこってのことを、嫌っているとばかり思っていた人たちが、
自分を応援してくれたり、激励してくれたことは、本当に衝撃的だったわけで・・・


そして、いつだって、ぷらこってをちゃんと見守ってくれていた先生・・・。

そんな、みんなのやさしさにじかに触れて、

この時はじめて、ぷらこっては分かったんです。

(*゚ー゚)b 「自分は決して、みんなから嫌われてたわけじゃなかったんだ!」

そう、色々文句を言われるのは、ただグズなぷらこってにちょっと腹を立てているだけで・・・。
そりゃそうだよね。こんなにトロくさいんだもん。逆の立場なら私でも腹が立つと思う。
それで、ついつい、キツイ言葉を言ってしまうだけなんだよね。

でも、みんなは、ぷらこってという人間を、まるごと否定していたわけじゃないんだ!

このマイレボリューションは、ダメっ子ぷらこってに、大きな勇気を与えてくれました。
(※その6で書いた、「自分史に残る衝撃的な事件」とは、まさにこのこと!)

こんなわけで、ジャンケン大会の翌日からは、みんなに色々言われても、

以前ほどは・・・辛く感じなくなったんですよ♪

(いや、やっぱりちょっとはへこむけどwww)



【おまけ3】

ジャンケン大会後も、小学校を卒業するまで、相変わらずキツーイお方だったYさん。
でもその後、ある意味ドラマのような素晴らしい展開が♪

中学に入ってから、ぷらこっては別の小学校出身の女子グループに、
そりゃもう凄惨なイジメをくらっていたのですが・・・

そんなぷらこってを必死にかばい、守ってくれたのが・・・、

同じ小学校出身だった、Yさんなんです!!

気の強いYさんが、いじめグループに対抗してくれたおかげで、
私はどうにか中学校生活を乗り切れたと言っても、過言ではありません。


そして、 「Yさん」 はいつしか、 「Yちゃん」 になり・・・

ぷらこってにとっていちばん大切な、
かけがえのない、親友になっていました!

このブログを隅々まで読んでくれている人なら、もしかしたら気がついたかもしれません。
ぐるぐるりんこ〜」の記事で、タイルの画像切り取りに協力してもらった、
パソコンに詳しい友人Yちゃんとは、実は彼女のことなんです!!

そう、Yちゃんとは、今でも親友で、このブログに掲載する画像の編集をしてくれたり、
兄が忙しいときにブログ更新作業を手伝ってくれてるんですよ!!
(※この「思い出ジャンケン」シリーズの更新作業は、全てYちゃんが担当♪)

このジャンケン大会にまつわる一連のお話は、ドラマティックな部分がいくらか含まれているので、
「こんなにうまくいくわけ無いじゃん。どうせつくり話だろう」
と思われる方がいらっしゃるかもしれません。

でも全部ノンフィクション、つまり本当にあったできことなんです。
細かなセリフだけは、微妙に異なっている部分もあるかと思いますが、
それ以外の部分はかなり忠実に再現したつもりです。
なにしろ、あの場に一緒にいたYちゃんが証人ですからね〜♪

本当に、ぷらこってはYちゃんに感謝しています。

ちなみにYちゃんは、
「あの時、みかんシャーベットくれたから、友達なったってわけじゃないよー」
とよく言ってます。
どうやら、物に釣られたとは認めたくないようで。( ̄ー ̄)

うん、それは分かってるよ♪

でも、あのジャンケン大会での出来事が、やっぱり一番最初のきっかけだったのかな、
ぷらこっては今でも思ってるんですけどね(笑)



【おまけ4】

●野先生へ。

先生、そちらでも、お元気ですか?
きっと相変わらず、大好きなタバコをふかしておら
れることでしょうね。

毎年返事をくださっていた年賀状、私が高二の時、
はじめて返事が無くて、ショックでしたけど・・・

先生がガンでお亡くなりになったことを知ったのは、
その半年後でした。

悲しくて悲しくて、しばらく何も手につかなかった
んですよ。
もっともっと、長生きして欲しかったのに・・・。

あれだけタバコ吸ってたから、やっぱり肺を悪くした
のですか? 先生のタバコのにおい、大好きだったけ
ど・・・、病気になるって分かってたら、無理にでも
タバコをやめてもらってたのに(笑)

そうそう、小学校卒業してからは、あのYちゃんと仲
良しになったんですよ! 見せてあげたかったです。
きっと先生ビックリしただろうなあ。

いつか先生がプレゼントしてくれた、3年2組のジャン
ケン大会、おぼえていますか?

私にとっては、小学校時代の、一番大切な思い出です。
あのとき、みんなからもらったやさしさのおかげで、
私はちょっぴり成長することができました。
ホント、先生には、いくらお礼を言っても足りないく
らいです。

先日、兄の息子とジャンケン勝負をしたんだけれど、
あの時先生がしてくれたのと同じこと、私も甥っ子に
してあげたんですよ♪
わざと負けてあげるのって、意外と難しいですねぇ。
これで、子供だったぷらこっても、ちょっとは大人に
なれたのかな?
(まだ先生から見れば、子供のままでしょうけど)

いま、ぷらこっては、たくさんの人に支えられながら、
明るく生きています。

だから、いまはまだ、先生のいる天国へは、おじゃま
したくはありませんが(笑)、いつか私もそちらに行
ったときには・・・
今度こそ、真剣勝負のジャンケンをしてくださいね♪

私が勝ったときは・・・タバコをやめてもらいます!
先生が勝ったときは・・・お好きなように♪



最後まで読んでくださった方へ。

ぷらこっての長い長ーい思い出話に、最後までお付き合いいただき、
心より感謝申し上げます。
皆さんの存在も、今のぷらこってに大きな勇気を与えてくれていますよ♪

ヽ(*⌒∇⌒*)ノ::・'°☆。.::・'°★。.::・'°アリガトー



テーマ:日記 - ジャンル:日記

19 : 31 : 20 | 日々の出来事 | トラックバック(0) | コメント(10) | page top↑
<<(続)夢の(=´∇`=)中へ♪ | ホーム | (続)スパ━━(( ≧ε≦ ))━━ウマー>>
コメント
----

うわああああああああ何だこの感動話は!!!
全米が泣いた!!
マジでスゲーいい話だ。
Yさん,恩知らずなムカツク奴かと思いきや・・・メチャクチャイイ奴だ。
先生,かわいそうに・・・。
ぷらこってさん,感動をありがとう!!!!
by: どるじ * 2007/08/26 20:55 * URL [ 編集] | page top↑
--同上--

今でもYさんと付き合いがあるなんて、
いいですねv-343

Yさんの方に、心境の変化があったかどうか、
インタビューしてください。
(照れくさいかもしれませんが)
by: typeB * 2007/08/26 22:06 * URL [ 編集] | page top↑
--感涙 ( ´Д⊂ヽ--

『思い出ジャンケン』、読ませていただきました<(_ _)>

「キツイYさんに話しかける」ぷらこってさんも、「イジメから守る」Yさんも、すばらしい勇気を持ってますね(*⌒∇⌒)b

ぷらこってさんとYさん、これからも仲良しでいてくださいね〜(*^д^)ノ
by: カメゴロウ。 * 2007/08/27 00:16 * URL [ 編集] | page top↑
----

なんだか素敵な気持ちになって、ほぅっとしております。
私は相変わらず、クノイチと戦っておりまして、生傷たえない日々ですが、思い出ジャンケンのおかげでちょっと癒されました☆☆☆
by: にいな * 2007/08/27 01:50 * URL [ 編集] | page top↑
--感動しました--

素晴らしい思い出ですね。
そして、その思い出のYちゃんと、今も一緒にいる、本当に素敵だと思います。
先生が亡くなられている、という事実にはそれこそ残念!という気持ちでいっぱいですが、先生がぷらこってさんたちに残されたものは大きいですね。
これからもYちゃん、そして周りのみなさんと、仲良く楽しく過ごしてくださいv
ブログも楽しみにしてます!
by: でぃっちー * 2007/08/27 09:27 * URL [ 編集] | page top↑
----

> どるじさん
そう、Yちゃんは実はすごくいい人だったんですよ!!

> typeBさん
Yちゃんの心境の変化は・・・本人に語ってもらいましょう。

> カメゴロウさん
Yちゃんとはこれからもずっと仲良しですよ〜♪

> にいなさん
ぼったくりレストランのクノイチに負けないで!!

> でぃっちーさん
そうですね。まさか先生もこんな結果を予想してジャンケン大会を開いたわけではないでしょうけど、ホントに素晴らしい思い出です!
by: ぷらこって * 2007/08/27 13:13 * URL [ 編集] | page top↑
----

> 皆様
はじめまして、ぷらこっての友人Yです。裏方に徹するつもりでしたが、皆様の書き込みを見て、思わず、コメント欄に登場させてもらうことにしました。
私にとっても、ぷらこっては大切な親友です。特に中学のときに、ぷらこってが他の小学校出身のグループにいじめられていたのを見て、自分でもビックリするくらい腹が立って・・・。マンガとかで、新しい強大な敵キャラが登場すると、それまでの敵が味方になるっていうパターンがありますが、まさにそういう感じでした。ぷらこってからは、「Yちゃんはピッコロやベジータのような頼もしさ」と言われておりました。(私はドラゴンボールに詳しくないのでよく分かりませんが)
自分の小学校時代のことは棚に上げてますが、確かにぷらこってに対して、キツイこといっぱい言っちゃったと反省しています。それに関して、ぷらこっては、「もう全然気にしてないよ」って言ってくれてます。ありがとう、そしてごめんね、ぷらこって。
ジャンケン大会の時、シャーベットを私のところに持ってきたぷらこってが、震えながらおそるおそる私に話しかけてきたことを、よーくおぼえています。びっくりしたけど、でもうれしかったよ♪
その後私が何気なく書いた「ありがとう」のメモ、ぷらこってが大事にアルバムに入れてとってあるなんて、ずっと知らなくて、中3の時にぷらこっての家に遊びに行ったときにはじめて知りました。あの時はビックリしたよー。
ぷらこってが綴ったこのジャンケン大会のお話は、私から見ても、びっくりするくらい内容が正確です。私にとってもかなり印象深い出来事だったのですが、ブログの文章をPCでうちながら、当時の様子が今見たばかりの映画のシーンのように、鮮やかに再生されました。
でもひとつだけ、私が悪役っぽくかかれているシーンを自分の手で文章入力するのは、やや抵抗が(笑)
それから皆さん、ぷらこってのブログを応援してくれてありがとうございます。
それでは、私はこのへんで。
ぷらこっての友人Yでしたー
by: Y * 2007/08/27 13:36 * URL [ 編集] | page top↑
----

ぷらこってさんも、Yさんも
お疲れ様でしたv-424

暑い日が続きますからね〜。
ゆっくり休養してくださいv-78
by: typeB * 2007/08/27 23:19 * URL [ 編集] | page top↑
--ウルウル. (_πдπ)--

パチパチパチ

(TハT)(T/\T)(TハT)(T/\T)(TハT)(T/\T)

感動しました!
by: チャーリー432 * 2007/08/30 12:37 * URL [ 編集] | page top↑
----

知人の紹介で、うかがいました。

まじで感動、感動しました。
ええ話ですねえ。うるっときちゃいましたよ。

心がキレイになるひとときを、ありがとうございました!
by: とらとら * 2007/08/30 15:03 * URL [ 編集] | page top↑
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://purakotte.blog116.fc2.com/tb.php/48-ea00be8a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |